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フレキシブルコード(セラミック溶射)の応用例

フレキシブルコード (セラミックス)溶射 による粉末冶金焼結工程向け不活性皮膜

 

粉末冶金製品を黒鉛容器・トレーに載せて高温で焼結するときには、炭素が製品に浸透したり製品と化学反応するのを防ぐ必要が有ります。フレキシブルコード溶射による防護皮膜生成は、最も効果的で経済的な方法です。

焼結工程での問題点

水素や窒素の雰囲気で1121℃以上の温度で焼結作業を行うと、黒鉛トレーは焼結製品と化学反応を起こし、製品に欠陥を生じさせることがあります。しかし、それを防ぐため、焼結温度を下げて対処すると、製品の品質低下につながります。高い焼結温度を採用しながらも、製品に炭素が浸透し品質劣化を起こしたり、製品が黒鉛トレーに固着してしまうことを防ぐための方法として、色々な防護皮膜が模索されていますが、フレキシブルコード溶射法はそれを解決する最も有効な手段です。

フレキシブルコード溶射法とは

酸化アルミニウム粉末など、セラミックスの粉末をセルローズ製チューブに詰めて、長いコード状に加工したものを、アセチレンガス/酸素炎のワイヤーフレーム溶射機で溶射する方法です。
プラズマ溶射法に比較しイニシャルコストが安く、簡便な装置で溶射を行える上、焼結工程に適した皮膜を作ることができます。アルミナのフレキシブルコードで溶射した皮膜(200〜250ミクロン)は1161℃〜1371℃以上の温度に耐えることができます

フレキシブルコード溶射皮膜の優位性

フレキシブルコード溶射皮膜は、不反応皮膜としての役割に加えて、焼結製品がもとの形状を正確に保持することを助ける効果も発揮します。焼結合金製品、特に自動車部品で過酷な用途に使用されるものは、密度を上げる必要があり一層高い温度で焼結されるので、フレキシブルコード溶射皮膜が益々必要になってきています。またこの溶射皮膜は、セラミックコンデンサーの製造支持具などにも使われ活躍しています。
次の米国のデータや写真のように、フレキシブルコード 「ホワイトアルミナ」 による溶射皮膜の性能は従来の皮膜に比べて優れており、経済的です。

処理方法  黒鉛トレーの加工費  繰り返し使用可能回数  使用1回当たりの費用
 耐熱塗料   2〜4 ドル/個     1〜2 回    1〜4 ドル
 プラズマ溶射    27 ドル/個     〜13 回      2 ドル〜
 フレキシブルコード溶射     25 ドル/個     〜70 回    0.36 ドル〜

左側:プラズマ溶射  (繰り返し使用13回)
右側 :フレキシブルコード溶射   (繰り返し使用32回)

黒 鉛 ト レー

米国での使用実績例

会社名  焼結合金の種類
 Alpine Pressed Metals  鉄系合金
 Cutler Hammer  銅及び青銅合金 
 Elk Metal    鉄系合金
 Engineerd Sitered  鉄系合金
 GKN  鉄系合金
  IGM Carbon  ステンレス系
  IGM Carbon  ニッケル系
  Metal Power Components  鉄ニッケル系
  Sinterd Metal Products  鉄系合金
  Sinterd Technologies  鉄系合金

 

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