HOMEブラスト機器・研削材TOPスポンジブラスト概要・特徴 > 工法比較

スポンジブラスト工法比較

工法 粉塵発生 後処理 処理速度 安全性
従来工法 乾式 多量の廃材発生 速い 跳ね返りが多く危険
湿式 無し 多量の排水発生 水処理必要 速い 跳ね返りが多く危険
バキュームブラスト 極少 廃材が少ない 遅い 跳ね返りがなく安全
ドライアイスブラスト 廃材なし 極遅 跳ね返りが殆どなく安全
新工法 スポンジブラスト 極少 リサイクル可能 従来工法の1/10 速い 跳ね返りが殆どなく安全

従来のサンドブラスト

スポンジブラスト

粉塵が多い上、跳ね返りがひどく危険
(硅砂によるブラスト)

粉塵が少なく、跳ね返りが弱いので軽装備でも作業可能

スポンジブラスト適用例

スポンジブラスト工法は排水や粉塵/汚染物質飛散を嫌う屋内外の作業現場での前処理作業に威力を発揮します。バキュームブラストより遥かに高速・高能率で行え、加工物が複雑な形状でもブラストができます。あらゆる産業に適用できますが、建築・土木・造船の分野では以下の目的に具体的に使用されています。

  1. 劣化した塗装・ライニングの剥離。
  2. 塗装・ライニングのための下地処理・粗面化(0~125ミクロン)。
  3. 熔接ビード処理。
  4. 何層かの塗装ライニングの内の一部の層のみを剥離したり、重ね塗りのための表層の粗面化が可能。
  5. 表面が劣化した石、レンガ、コンクリート表面を削る。
  6. 有害物質(鉛を含んだ塗膜、放射能物質、ダイオキシンを含む汚れ)を帯びる鉄コンクリート表面の清浄化。
  7. ススなどで汚れたり、落書きされた石、レンガ、コンクリート表面を清浄化する。
  8. 複雑な形状のものでも、グリース・油汚れなどを加工物に傷つけないで高速除去できる 。

 

〔例〕 造船